
事案
被告人(男性・32歳)が、路上において、覚せい剤の結晶約0.45グラムを所持した容疑で起訴された、覚せい剤取締法違反の自白事件
被告人の事情
前科前歴はありません。家族があり、定職に就いていました。
保釈の条件等
- 保証金:200万円
- 被告人の両親宅に両親と妻とともに居住すること
- 通常の保釈条件
弁護人の保釈に向けた活動
本件では被告人が深く反省し、逮捕前の職務質問の段階から自ら覚せい剤の所持を認め、その後も取調べや捜査に素直に応じていました。さらに、覚せい剤はすでに没収されており、その他の証拠も差押えられていた後でしたから、被告人には証拠を隠滅する意図も、その余地もないことを主張しました。被告人は本件被疑事実について争う意図は全くなく、覚せい剤ルートの末端に位置するに過ぎない被告人には、訴訟関係者に危害を加える動機もないことを主張しました。
また、被告人と良好な関係にある妻と母親、弟の3名が身元引受人となることが適切と考え、特に妻と母親には被告人が保釈された際、生活をともにして被告人の今後の監督をするようお願いしました。
被告人は前科前歴がなく、本件では執行猶予判決がほぼ確実でした。また、被告人は10年以上ひとつの職場で働いていましたから、そのような安定した生活環境を逃亡することで失うようなことは考えられませんでした。さらに、被告人の家族は被告人の収入に依存して生活していたため、被告人の長期勾留により生活が困難となること、被告人の娘はまだ2歳と幼く、父親の不在を非常に不安がり、妻一人で子供の世話をすることは負担が大きいため、被告人の復帰を早急に求める旨、裁判官に主張しました。








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