
事案
被告人(男性・30歳)が、自宅において、覚せい剤の水溶液を自分の身体に注射した容疑で起訴された、覚せい剤取締法違反の自白事件
被告人の事情
前科前歴はありません。闘病中の娘さんがおり、被告人は定職に就いていました。
保釈の条件等
- 保証金:200万円
- 被告人の姉の家に姉と長女とともに居住すること
- 通常の保釈条件
弁護人の保釈に向けた活動
本件では被告人が深く反省し、一貫して被疑事実を認め、取調べや捜査に素直に応じていました。さらに、尿検査で覚せい剤反応はすでに出ており、注射器などその他の証拠も差押えられていた後でしたから、被告人には証拠を隠滅する意図も、その余地もないことを主張しました。仕事の人間関係のストレスから覚せい剤に手を出してしまったものの、普段は社会人として真面目に稼働しており、過去にも他人に危害を加えたことなどない人物でしたから、関係者に危害を加えるおそれはない旨主張しました。
また、被告人と良好な関係にある姉が身元引受人となることが適切と考え、被告人が保釈された際、生活をともにして被告人の今後の監督をするようお願いしました。
被告人は前科前歴がなく、本件では執行猶予判決がほぼ確実でした。反省の念が強く、誓約書を作成して覚せい剤との決別を強く表明していましたし、闘病生活を送る娘さんを見捨ててまで逃亡するおそれは考えられず、早期に長女のもとに戻る必要性があることを裁判官に主張しました。







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