
事案
被告人(男性・35歳)が、路上脇のビルにおいて、乾燥大麻約2.04グラムを所持した容疑で起訴された、大麻取締法違反の自白事件
被告人の事情
前科前歴はありませんでした。定職、定住先、妻・子供あり。
保釈の条件等
- 保証金:150万円
- 被告人の自宅に家族とともに居住すること
- 通常の保釈条件
弁護人の保釈に向けた活動
本件では被告人が深く反省し、当初から被疑事実を認め、取調べや捜査に素直に応じていました。さらに、捜査もすでに終了し、大麻などの証拠も差押えられていた後でしたから、被告人には証拠を隠滅する意図も、その余地もないことを主張しました。被告人は本件被疑事実を争う意図は全くなく、定職を持つ真面目な社会人で、他者に危害を加えるような人柄でもないため訴訟関係者に危害を加えるおそれがないことを主張しました。
また、被告人と良好な関係にある妻、父親が身元引受人として誓約してくれました。特に妻には被告人が保釈された際、生活をともにして被告人の今後の監督をするよう依頼しました。父親は遠方に住んでいましたが、何かあればすぐに上京し、被告人の監督をすることを誓約してくれました。
被告人は前科前歴がなく、本件では執行猶予判決がほぼ確実で、定住先や定職もあり、保釈保証金を放棄してまで逃亡するメリットはありませんでした。また、被告人は専業主婦の妻と幼い子供を養う立場にいたため、被告人が仕事に復帰し、給与を得ないと生活ができない状況にありました。長期の不在は解雇にもなりかねず、家族のためにも早期の復帰が必要だと裁判官に強く主張していきました。







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